チェ・ジニョン 悲しみを乗り越えミュージックビデオ出演

チェ・ジニョンがミュージックビデオへ出演し、姉チェ・ジンシルを失った悲しみから抜け出そうとしている。

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突然の悲報に苦しい時間を過ごしてきたチェ・ジニョンは、30日の公開を控えた歌手チョ・ジャンヒョクの6thタイトル曲『ヒジェ』に出演し、つらく苦しい日々を忘れ、前を向こうとする男性の姿を熱演した。

チェ・ジニョンがこのミュージックビデオ出演を決行したのは、以前からの約束を守るためだった。チェ・ジニョンは、SKYとして芸能界デビューを果たした際、1stアルバムの制作、プロデュースを担当したカン・ミン代表と今年10月頃、チョ・ジャンヒョクのミュージックビデオ出演を約束していたが、その後あまりに突然の悲報が彼を襲った。
しかし「約束は守らなければならない」というチェ・ジニョンの言葉から、今回の撮影が決行された。

チェ・ジニョンは周囲の人々の心配にも関わらず、悲しみに打ち克とうと演技に熱中していたという。
チョ・ジャンヒョクの『ヒジェ』には「毎日つらかった日々/胸の中にしまって/もう二度と倒れない/あの赤い太陽を抱いて強く走っていく」という歌詞があり、奇しくもチョ・ジャンヒョクの状況と重なっている。
撮影が行われた際、チョ・ジャンヒョクは高まる感情を抑えきれずに涙を流し、何度か撮影が中断したが、最後まで撮影をやり遂げた。

関係者は「その日、撮影に参加した全てのスタッフがチェ・ジニョンの渾身の演技と、苦しみに打ち克とうと努力する姿に心を打たれ、彼の1日も早い回復を願った」と明らかにした。

今回のミュージックビデオは、映画『愛なんて必要ない』やCM、ミュージックビデオを手掛けたイ・チョルハ監督が演出した。