「12・3非常戒厳」から1年、汝矣島で大規模集会…交通混雑の予想＝韓国

「12・3非常戒厳」から1年を迎える3日、ソウル・ヨンドゥンポ（永登浦）区のヨイド（汝矣島）国会付近で大規模集会が開催される。人混みに加え舞台設置や行進が予告されており、深刻な交通混雑が予想される。

3日、ソウル警察庁によると、国会周辺で進歩・保守団体の集会が申告されている。

戒厳政局で弾劾集会を主導した団体の「内乱清算・社会大改革非常行動記録記念委員会」（非常行動）は、同日午前6時から汝矣島のクムサンビル北側に舞台を設置する。非常行動は午後7時から、国会交差点～議員会館交差点まで数万人が参加する大規模集会と行進を続ける計画だ。

これに先立ち、「全国障害者差別撤廃連帯」（全障連）も同じ場所で午後0時から集会を開く。全障連は午後3時から議事堂大路に沿って汝矣島駅、ハンファ交差点を経て汝矣公園1門まで行進する。この際に一部の車道を占拠する可能性があり、混雑が予想される。

保守団体も午後2時から国会議事堂駅3番出口前で集会を開き、与野党舎方面に行進する。「新自由連帯」は大統領退陣を要求する集会を、「自由大学」は非常戒厳宣布の正当性を主張する集会を開く。

ソウル警察庁の関係者は、「汝矣島圏一体に深刻な交通混雑が予想される」とし、「できるだけ地下鉄を利用してほしい」と求めた。