イ大統領はこの日、キョンギド(京畿道)のコヤン(高陽)市で開催された民主平和統一諮問会議の発足式に出席し「統一の道は、平和に基づいて進まなければならない」として先のように語った。
つづけて「一方がもう一方を吸収したり抑圧する方法による統一は統一ではない」とし「統一は必ず平和的方法で皆が快く同意する内容、同意できる方法でなければならない。そして平和的な統一を可能にするのは、この朝鮮半島の構成員全てが尊重され、主権者として意思決定に参加する民主主義のみがその土台となり得る」と強調した。
また、政界内外で取りざたされている「核武装論」についても、あらためて一線を画(かく)した。イ大統領は「皆さんに問いたい。北朝鮮のように国際社会によるすさまじい各種の制裁を甘受して核武装を試みることが、はたして現実的なのか」とし「われわれの核武装は『核のない朝鮮半島』という平和原則にも反する」と指摘した。
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