米ドル紙幣(資料写真)=(聯合ニュース)
米ドル紙幣(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が3日に公表した資料によると、11月末の外貨準備高は4306億6000万ドル(約67兆1600億円)で前月より18億4000万ドル増え、2022年8月(4364億3000万ドル)以来3年3カ月ぶりの高水準となった。

 韓国の外貨準備高は5月末に約5年ぶりの低水準となる4046億ドルまで減少したが、6月末から6カ月連続で増加した。

 外貨準備高の増加について韓国銀行は、運用収益や金融機関の外貨預金が増えたためと説明している。

 項目別にみると、国債や社債など有価証券は3793億5000万ドルで13億9000万ドル増えた。預金は264億3000万ドルで4億9000万ドル、国際通貨基金(IMF)特別引き出し権(SDR)は157億4000万ドルで2000万ドルそれぞれ増加した。

 金保有は47億9000万ドルで、2013年2月から変動がない。

 韓国の外貨準備高は10月末現在、世界9番目の規模となっている。1位は中国(3兆3433億ドル)、2位は日本(1兆3474億ドル)、3位はスイス(1兆513億ドル)だった。


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