11月30日、クーパンから送られてきた個人情報の流出を知らせるメールを確認する顧客=(聯合ニュース)
11月30日、クーパンから送られてきた個人情報の流出を知らせるメールを確認する顧客=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国ネット通販最大手クーパンの顧客約3370万人分の個人情報が流出したことを巡り、ソウル警察庁は1日、クーパン側が提出したサーバーログを分析し、容疑者が使用したIPを確保し追跡中だと明らかにした。

 クーパン側は先月18日、約4500人分の顧客の個人情報が流出したと警察に届け出た。同月25日には容疑者不詳のまま、情報通信網侵害等の容疑で刑事告訴した。警察は28日に正式捜査を開始した。

 警察は容疑者の国籍、容疑者とクーパンの関係、クーパンに「流出の事実を報道機関に知らせる」という内容の脅迫メールを送った人物との関係などを調べている。

 警察関係者は「容疑者を特定するための捜査を進行中」とし「IP追跡のため海外機関との協力も行っている」と説明した。

 また、流出した個人情報を利用したフィッシング詐欺など2次被害はまだ届け出がないとしたうえで、「ただ、追加被害の懸念があり、関係部署と対応中」と話した。


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