地域別にみると、19年に比べ欧州と米州からの観光客が33.9%増加し、日本からの観光客も27.5%増えた。香港、台湾、マカオなど中華圏の観光客もコロナ禍前の水準を上回った。このうち欧米など遠距離の観光客の増加は、韓流ブームと関連があると分析される。
中国人観光客は前年同月比20.5%増え、増加幅が最も大きかった。中国人団体観光客のビザ(査証)を免除する制度が施行された影響とみられる。
1~10月の訪韓外国人観光客は前年同期比15.2%増の1582万1000人で、19年同期の108.4%の水準となった。
今年の目標値である1850万人の達成は確実とみられる。
国・地域別の観光客数は中国(471万人)、日本(299万人)、台湾(157万人)、米国(124万人)、香港(51万人)の順だった。
一方、10月に海外に出国した韓国人旅行客は267万8000人で、前年同月比12.4%増加した。1~10月は2433万5000人で、19年同期の100.2%の水準まで回復した。
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