北朝鮮　ロシア語を必須科目に指定＝ロシア天然資源相

【モスクワ聯合ニュース】ロシアのコズロフ天然資源環境相は北朝鮮がロシア語を学校の必須科目に指定したと明らかにした。タス通信が２７日、報じた。

　タス通信によると、ロ朝の経済協力などに関する政府間委員会で共同委員長を務めるコズロフ氏はモスクワで開かれた同委員会で、「北朝鮮の学校でロシア語が４年生から必須言語科目に導入された」と説明した。

　また、「ロシアでは今年、３０００人以上の学生が韓国語の授業を受けている」と述べた。コズロフ氏が言及した「韓国語」が北朝鮮の標準語「文化語」を指すものかは不明だ。協力を強化している両国は教育分野でも交流を深めている。

　コズロフ氏は２０２６年に北朝鮮の大学でロシア語教育センターが開所することを期待していると表明した。また、今年、北朝鮮の学生９６人がロシアの大学に入学したと明らかにした。