輸出額が120兆ウォンに達する展望のSK、崔会長の采配がけん引=韓国
輸出額が120兆ウォンに達する展望のSK、崔会長の采配がけん引=韓国
SKグループによる1~9月までの累積輸出額は、前年同期比20%近く増加した87兆8000億ウォン(約9兆3676億円)に達する。同様の形勢が10月以降も続く場合、2025年全体の輸出額は前年を大きく上回る120兆ウォン(約1兆2800億円)に達する見込みだ。

同グループによる輸出実績が拡大する背景には、半導体大手のSKハイニックスが広帯域メモリー(HBM)など高付加価値のメモリー半導体の輸出を伸ばしていることがある。SKハイニックスによる2024年の輸出額は、グループ全体の54%を占めた。2025年1~9月はこれが65%に達している。

こうした成果はSKグループのチェ・テウォン(崔泰源)会長が一貫して主張してきた、革新の成果という評価が出ている。SKハイニックスは崔会長が2012年、直接陣頭指揮をとり買収した企業だ。以降SKグループの事業構造はICT中心から半導体やAI(人工知能)、バイオなどへ変わった。

崔会長は、会社の土台なくしてAX(AIトランスフォーメーション)を進めようとすれば失敗に終わると述べている。

SKグループの関係者は「2028年まで、韓国で128兆ウォン(約13兆6489億円)を投資し、年間8000人以上の採用を進めていくことが目標」と述べている。


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