7~9月期の成長率が1.2%と、韓銀の見通し(1.1%)を上回った点を反映した。
韓銀は今年の成長率見通しを2023年11月に2.3%と予測してから、昨年5月に2.1%、同11月に1.9%、今年2月に1.5%、同年5月は0.8%と下方修正を続けてきたが、8月(0.9%)から2回連続で上方修正した。
今回の見通しは韓国金融研究院と経済協力開発機構(OECD)が提示した1.0%と同じで、韓国政府と政府系シンクタンクの韓国開発研究院(KDI)、国際通貨基金(IMF)が示した0.9%よりは高い。
韓銀はこの日、26年の成長率見通しも1.6%から1.8%に上方修正し、潜在成長率(約1.8%)の水準を回復すると予想した。
来年の成長率見通しは24年11月の1.8%から今年5月には1.6%に下方修正されたが、今回再び1.8%に引き上げられた。
これは韓国政府とKDI、IMFがそれぞれ提示した1.8%と同水準で、韓国金融研究院(2.1%)とOECD(2.2%)よりは低い。
韓銀は、27年の成長率見通しを1.9%と提示した。昨年の2.0%から今年は1.0%へと半減し、来年(1.8%)、再来年(1.9%)まで3年連続で1%台の成長率を記録するとの見通しを示した。
また、今年と来年の消費者物価上昇率の見通しを2.0%から2.1%、1.9%から2.1%にそれぞれ上方修正した。
原油価格は下落傾向を示しているが、韓国通貨ウォンの対ドルの為替レートが1ドル=1450ウォン(約154円)以上となるウォン安が進み、輸入物価が上昇したことなどを踏まえたと分析される。
Copyright 2025YONHAPNEWS. All rights reserved. 40

