現代・起亜自がミシュランと提携、タイヤ性能の向上に向け＝韓国

現代・起亜自動車はフランスのタイヤ大手ミシュランと、次世代技術の共同開発に向け業務提携契約を締結した。

今回の提携は、第1・2次共同研究に続く第3次提携となる。両社は2017年と2022年、タイや技術の高度化に向けた共同研究を推進した。

第3次提携により両社は2026年から3年間、タイヤ性能の向上に向けた研究、気象シミュレーション技術の開発、相互の技術交流に力を入れていく。

タイや性能の向上に向けた研究においては、超低回転・抵抗タイヤ、スマートグリーン技術を活用した自動車制御など、走行パフォーマンスを高めるタイヤの先進技術について共同研究を行う。

気象シミュレーション技術では、オフロードタイヤの開発環境の質的向上に向けたバーチャルシミュレーションの高度化技術の開発プロ説を構築することを目指す。

さらに技術交流も行う。現代・起亜自は自動車とシャーシに関する教育課程を行う一方、ミシュランはタイヤの設計と評価などに対する教育を提供。技術力を強化する。

現代・起亜自のシン・ヨンソク常務は「モビリティとタイヤに特化した、各社の技術力が相乗効果を生み、自動車の走行パフォーマンスとして現れるだろう」と述べた。