ソウル市庁舎前で記者会見を開き、ソウル市長選への出馬を表明する「共に民主党」の朴洪根議員=26日、ソウル(聯合ニュース)
ソウル市庁舎前で記者会見を開き、ソウル市長選への出馬を表明する「共に民主党」の朴洪根議員=26日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国で来年6月に実施される統一地方選を巡り、与党「共に民主党」の朴洪根(パク・ホングン)国会議員(56)が26日に記者会見を開き、ソウル市長選に出馬すると表明した。朴氏は院内代表などを務めた党の重鎮で、李在明(イ・ジェミョン)大統領に近いとされる。同党でソウル市長選への出馬を正式に表明したのは朴氏が初めて。

 現ソウル市長は最大野党「国民の力」所属の呉世勲(オ・セフン)氏で、再任を目指すとみられている。朴氏は「現在のソウル市民は不安定、不平等、不均衡の『3不』に取り囲まれている」と呉氏をけん制した。

 共に民主党のソウル市長選候補としては朴柱民(パク・ジュミン)議員や徐瑛教(ソ・ヨンギョ)議員ら約7人の名前が挙がっている。金民錫(キム・ミンソク)首相の出馬を求める声もあるが、金氏は否定的な考えを示している。


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