7~9月期の出生数は6万5039人で前年同期比3767人(6.1%)の増加。増加幅は前年同期(4507人)に比べ縮小した。
今年1~9月の累計出生数は19万1040人で前年同期より1万2488人多い。増加幅は07年(3万1258人)以来18年ぶりの高水準を記録した。
昨年後半から出生数と婚姻件数の増加が続いていることを踏まえると、今年の年間出生数は前年(23万8317人)を上回る可能性が高まっている。
1人の女性が生涯に産む子どもの数を示す合計特殊出生率は9月が前年同月比0.06ポイント増の0.85、7~9月期が前年同期比0.04ポイント増の0.81だった。
7~9月期の合計特殊出生率を母親の年齢別にみると、25~29歳では0.1ポイント減少したのに対し、30~34歳は2.4ポイント、35~39歳は5.3ポイントそれぞれ増加した。
出産の先行指標となる婚姻件数も昨年4月から18カ月連続で増加した。
9月の婚姻件数は前年同月比3095件(20.1%)増の1万8462件で、増加幅と増加率のいずれも9月としては過去最大を記録した。
国家データ処の関係者は、秋夕(チュソク、旧暦8月15日)の連休が昨年は9月で今年は10月だったため、今年9月は届け出可能な日数が昨年に比べ多かったことも婚姻や離婚の増加に影響を及ぼしたと説明した。
7~9月期の婚姻件数は前年同期比6600件(12.8%)増の5万8305件だった。
年齢別の婚姻率は、前年同期比で男女ともに30代前半の増加幅が最も大きかった。
1~9月の累計婚姻件数は17万6178件で、前年同期比1万4417件(8.9%)増加した。
7~9月期の離婚件数は2万2981件で、前年同期比104件(0.5%)減少した。
7~9月期の死亡数は8万5051人で、前年同期比4479人(5.0%)減少した。
死亡数が出生数を上回り、7~9月期の人口は2万11人の自然減となった。人口は24四半期連続で減少している。
ただ、1~3月期(3万5874人減)、4~6月期(2万3586人減)に比べ減少幅は縮小した。
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