激化するラーメン競争、新興勢力の三養食品か・伝統の農心か=韓国
激化するラーメン競争、新興勢力の三養食品か・伝統の農心か=韓国
三養食品による、2025年の売上高は前年比37.37%増の2兆3737億ウォン(約2516億4400万円)、営業利益は55.16%増の5346億ウォン(約566億7476万円)になると予測されている。7~9月期における、海外市場での売上高が81%に達しており、北米や中国でのシェア拡大を優先課題としている。

同社は2024年、オランダに欧州法人を設立。東京のほか、米国のロサンゼルス、インドネシアのジャカルタも含め、海外に5法人を置いている。各国の法人を通じて販売網の拡大や現地向けマーケティング展開などを行い、売り上げ拡大に努める。

一方、金融情報事業者のFNガイドによると、農心の売上高は2.48%増の3兆5249億ウォン(約3735億5903万円)、営業利益は21.26%増の1977億ウォン(約209億5163万円)とみられる。

同社は韓国食品ブームの米国、毎年20%の高成長を続ける日本と中国を中心に「辛ラーメン」の海外での売り上げ向上に努めている。さらに最近設立した欧州法人を通じて、欧州市場の攻略にも努めている。

業界の関係者は「新興勢力である三養食品の『ブルダックポックンミョン』と、これまで長期間韓国ラーメン会のトップに立ってきた辛ラーメンのうち、どちらが優位に立つか関心が集まる」と述べた。

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