握手を交わす韓国の金民錫首相(右)と日韓協力委員会の中曽根弘文会長代行(首相室提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
握手を交わす韓国の金民錫首相(右)と日韓協力委員会の中曽根弘文会長代行(首相室提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国の金民錫(キム・ミンソク)首相は24日、日本の政財界人でつくる日韓協力委員会の代表団と政府ソウル庁舎で面会した。

 代表団は22日に韓国南部・済州島で開かれた韓日・日韓協力委員会の合同総会に出席するため訪韓した。

 首相室によると、金氏はソウルと東京で開催されてきた合同総会が初めて済州島で開かれたことに言及し、「両国の協力が地方に拡大していることをうれしく思う」と表明。両国の政府だけでなく、政界や民間レベルの交流も重要だとして、協力委員会に対し、「今後も両国関係の発展のため知恵を集め、引き続き努力してほしい」と呼びかけた。また、高市早苗首相の選対本部長を務めた日韓協力委員会の中曽根弘文会長代行兼理事長に対し、「韓国政府と高市内閣の円滑な意思疎通や協力を促進する役割を果たすことを願う」と述べた。

 中曽根氏は今後も両国の友好協力関係の発展に寄与していく意向を示した。

 金氏は若い世代の交流が重要だとし、次世代の交流拡大に向けて協力する考えを表明し、代表団はK―POPなどを通じた文化交流で両国の次世代の相互理解を深めることに期待を示した。


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