「国際的な恥」のK飲酒運転…昨年は138人の死者=韓国
「国際的な恥」のK飲酒運転…昨年は138人の死者=韓国
泥酔状態でトラックを運転し登校していた女子高生をはねた40代の男性に、1審で懲役2年4か月の判決が下された。

韓国のスウォン(水原)地裁は去る19日、特定犯罪加重処罰などに関する法律違反(逃走致傷)の容疑で身柄拘束されたAに対し、先のように宣告した。

容疑者Aはことしの6月9日午前8時ごろ、キョンギド(京畿道)ファソン(華城)市の道路を飲酒した状態で1トントラックを運転し、登校中に横断歩道の前の歩道に立っていた高校生B氏(16歳)をはね逃走した容疑で起訴された。

B氏は頭などをかなり負傷し病院に搬送され、一時は意識不明の状態で陥ったが回復し、現在はリハビリ治療を受けていることが伝えられている。

警察は逃走したAを自宅で逮捕した。

最近、韓国を旅行で訪れた外国人観光客が飲酒運転の車両にはねられ相次いで命を落とし「国際的な恥だ」という指摘を受けている。

今月2日にはソウルのトンデムン(東大門)で、横断歩道を渡っていた日本人観光客の親子が飲酒運転の車両にはねられ、母親は死亡し娘は重傷を負った。

また先月の25日にはソウルのカンナム(江南)区で、飲酒運転の車両が横断歩道を渡っていた歩行者をはねカナダ人の男性が死亡し、一緒に渡っていた韓国人の女性は重傷を負った。

韓国道路交通公団の交通事故分析システム(TASS)によると、昨年の飲酒運転による交通事故は1万1037件で、138人の死者と1万7110人の負傷者が発生している。

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