ムニョス氏はシンガポールで開かれたフォーラムでこのように述べ、ジョージア州知事からも電話があり、「何が起こったか分からない。これは州政府の管轄ではない」と言われたと伝えた。
米移民当局は9月、米ジョージア州で建設中の現代自動車グループとLGエナジーソリューションの合弁会社の工場で韓国人労働者317人を不法移民として拘束。政府間の交渉により労働者らは1週間後に釈放され、チャーター機で韓国に帰国した。
ムニョス氏はフォーラムのパネルディスカッションで「誰かが(移民当局に)電話をかけ、不法移民が工場にいると見せかけたようだ」とし、「それは絶対に事実ではない」と説明した。また、このような事態は「思いがけない災難」だったとしながらも、米国内での生産についての意思は変わらないと強調した。
今回の問題を受けて韓米両政府は商用訪問とビザ(査証)に関するワーキンググループを発足させ、制度改善を議論している。
トランプ米大統領も11日、同問題を取り上げ、米国が必要とする海外技術人材の入国を保障する必要性に言及した。
Copyright 2025YONHAPNEWS. All rights reserved. 40

