レンタルマットレス市場が拡大、衛生・睡眠に対する意識向上で=韓国
レンタルマットレス市場が拡大、衛生・睡眠に対する意識向上で=韓国
生活家電の販売・リースを行うコーウェイによると1~9月、マットレスおよびベッドフレームの販売台数は、前年同期比約90%増加した。

同期間、家電メーカーのカッコウによるマットレースとベッドフレームの販売台数も230%、また同業チョンホナイスも80%、それぞれ成長した。これらの企業の販売台数の90%以上がレンタルだ。

業界ではレンタルマットレス事業の成長を受け体験型ショールームを増やす一方、新製品の発売を積極的に行っている。中でもチョンホナイスは9月、企業体取引(BtoB)へと市場を拡大。BtoB専用マットレスの「クリーンフィット」を発売した。

レンタルマットレスの需要が増える背景には、睡眠や衛生意識の向上がある。レンタルマットレスの場合、その汚染度を長期的に測定し紫外線殺菌や抗菌、脱臭、ダニ防止などのサービスを受けることができる。

韓国睡眠産業協会によると、韓国の睡眠関連産業の市場規模は2021年の3兆ウォン(約3191億4180万円)から、2026年には4兆ウォン(約4255億2240万円)へと拡大する見込みだ。

業界の関係者は「マットレスは半永久的に使う製品という消費者の認識に変化が起こり、レンタル市場が成長している」と述べた。


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