米議会「中国が北朝鮮の “サイバー犯罪”を支援」
米議会「中国が北朝鮮の “サイバー犯罪”を支援」
「中国は、全世界を対象にした北朝鮮によるサイバー犯罪活動の支援する核心基盤だ」という指摘が出ている。

18日(現地時間)米連邦議会の諮問機関”米中経済安保検討委員会(UCESRC)”は、米国に対する中国の戦略的挑戦を分析した年次報告書に、先のような内容を盛り込んだ。

UCESRCは「中国は北朝鮮の独自行動に不満を抱きながらも、地政学的緩衝地帯という戦略的価値のため(北朝鮮を)保護し続けている」と指摘した。

特に「中国は北朝鮮のサイバー犯罪や軍事に関するサイバー活動を支援するうえで、重要な役割を果たしているとみられる」と分析した。

中国の領土内で活動している北朝鮮軍のサイバー部隊は、単純な諜報および情報収集を超え、資金調達を目的としたサイバー犯罪にも関与しているという。

またUCESRCは、北朝鮮に対する中国の技術的支援の現況にも注目し「2006年に国連安保理が北朝鮮との各種武器取引を禁止した後も、中国は軍事転用できる技術支援をしている」と指摘した。

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