まず韓国電力公社とアラブ首長国原子力会社(ENEC)の社長が、原子力の新技術と人工知能(AI)、世界市場での協力に関するパートナーシップを締結した。
これにより両社は次世代原発に挙げられる小型モジュール炉(SMR)や原発とAIの連携技術など新産業育成で協力するとともに世界市場に共同進出するための足場を築いた。
また両国はAI分野の協力に関するMOU「戦略的AIフレームワーク」も結んだ。裵慶勲(ペ・ギョンフン)副首相兼科学技術情報通信部長官が署名した同MOUにより、韓国企業がUAEにAIデータセンターを建設するほか、産業別のAX(AIトランスフォーメーション)などのプロジェクト実施時に参加できる根拠を築いた。
ほかにバイオ分野の包括的協力や知的財産分野の協力強化など、先端産業分野のMOUも交わした。
特に李大統領が最近のUAEとの衛星開発と衛星航法システム構築に関する協力に強い意欲を示すなか、両国はこれら分野の交流拡大策を盛り込んだ宇宙協力に関するMOUを結んだ。
このほか、両国が昨年締結した包括的経済連携協定(CEPA)について、CEPA経済協力委員会の運営などに関するMOUを交わした。
李大統領はMOU締結式に先立って行ったムハンマド大統領との首脳会談で、韓国は両国が100年にわたり共に歩むため、あらゆる分野で協力を行う準備ができていると話した。
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