中国共産党機関紙“人民日報”は17日、社説にあたる “鐘声”というコラムで、高市首相の発言について「日本の右翼勢力の極めて誤った危険な歴史観・秩序観・戦略観が十分に露わになった」とし「軍国主義のための招魂のようだ」と主張した。
つづけて「高市首相が就任から1か月にもならない中、日本の現職首相としてはじめてこのような発言をした」とし「これは、危険な国内外政策の方向性をはっきり示したものだ」と評価した。
また人民日報は「かつて日本軍国主義は『存亡の危機』を口実に、満州事変など様々な対外侵略を行なった」と指摘した。
つづけて「日本が軍国主義の前轍を踏む危険性を懸念する十分な理由がある」として、日清戦争後に中国が台湾を日本に割譲し、第二次世界大戦後に取り戻した歴史をとりあげ「日本は台湾問題において深刻な歴史的罪責がある」と伝えた。
さらに「台湾問題は中国の核心利益中の核心であり、レッドラインでありマジノ線だ」とし「台湾問題は内政である以上、外勢の干渉は許されない」と強調した。
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