中国共産党中央宣伝部が保有する官営メディア“チャイナデイリー”は去る15日(現地時間)、沖縄を訪問し現地人とインタビューした映像などを掲載し「琉球は日本ではない」と報道した。
沖縄出身の音楽家であり映画監督・平和活動家のロバート・カジワラ氏は、今回のインタビューで「1879年に日本は琉球を侵略し併合した後、沖縄県に強制改称した。これが琉球植民地化の始まりだった」と述べた。
つづけて「われわれは日本とは別の固有の文化・歴史・言語・価値観・信念・アイデンティティを持っている」とし「日本の一部ではない」と強調した。
またロバート・カジワラ氏は、高市早苗首相が “台湾有事の際には集団自衛権を発動できる”と発言し、中国との緊張が高まっている状況をとりあげ「中国と日本間で戦争が起きれば、琉球に駐屯している日本軍が主要な攻撃対象になり、琉球に大きな災難がもたらされる」と懸念した。
このような報道は、チャイナデイリーを皮切りに香港メディアなど中華圏の複数メディアがこれを引用して報じたことで話題となっている。
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