インフルエンザの標本監視の結果によると、ここ4週間インフルエンザの疑われる患者は増え続け、11月第1週基準で1000人あたり50.7人を記録した。
これは前週(22.8人)の2倍に達した数値で、昨年同時期(4.0人)の12倍を超える。
全年齢層において患者が増加する中、特に7~12歳(138.人)・1~6歳(82.1人)・13~18歳(75.6人)などの順で多く、小・中学生を中心とした拡散が目立つ。
ソウル市は、インフルエンザの感染を減らし重症化リスクを下げる最も効果的な手段として「予防接種」を強調し、市民たちに接種への参加を促した。
またソウル市は、予防接種とともに基本的な予防守則も順守するよう求めた。
日常生活におけるインフルエンザの予防法としては「マスクの着用」「流水と石けんで30秒以上の手洗い」「咳をする際に口・鼻をティッシュなどで覆うこと」「洗っていない手で目・鼻・口を触らないこと」「発熱・呼吸器症状のある患者との接触を避けること」などがあげられる。
ソウル市のソン・ウンチョル感染病管理課長は「これからは予防守則を生活化することが、インフルエンザの冬季拡散を減らす最も効果的な方法だ」とし「生活の中での予防法の広報と高リスク群への案内を強化し、拡散の遮断に最善を尽くしていく」と語った。
Copyrights(C) Herald wowkorea.jp 96

