調査は11~13日に全国の18歳以上の1003人を対象に実施された。
李大統領の職務遂行を肯定的に評価した理由としては「外交」が30%で最も多く、「経済・国民生活」(14%)、「全般的によくやっている」(7%)、「アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の成果」(5%)などが続いた。
否定的に評価した理由は「道徳性の問題・本人の裁判回避」(15%)、次いで「経済・国民生活」(10%)、「親中政策・中国人団体旅行客のビザ(査証)免除」「城南市大庄洞の開発に絡む不正事件・検察に対する控訴放棄の圧力」(いずれも6%)が挙げられた。
韓国ギャラップは支持率下落の理由について、革新系与党「共に民主党」が推進した現職大統領の裁判を停止する「裁判中止法」(刑事訴訟法改正案)に対する批判的世論が消えない中、李大統領が城南市長だった時期に行われた同市大庄洞の開発に絡む不正事件で、背任罪などに問われた民間業者らに対する一審判決に対し検察が控訴を断念したことを巡り政権の圧力が取り沙汰されていることが影響したと説明した。
政党支持率は「共に民主党」が前回調査から2ポイント上昇した42%、保守系最大野党「国民の力」は2ポイント下落した24%だった。
Copyright 2025YONHAPNEWS. All rights reserved. 40

