「大学試験会場に爆発物設置」…いたずらで投稿した中学生を立件＝韓国

韓国では、2026学年度大学修学能力試験が行われたが、試験前日、キョンサンナムド（慶尚南道）のある試験会場に爆発物を仕掛けたという虚偽の書き込みをした中学生が摘発された。

警察によると、12日午後10時ごろ、あるインターネットコミュニティに「慶南の高校試験場に爆発物を設置した」という内容の投稿があった。投稿したのは中学生のA氏で、彼は書き込みをした約18分後、自身とは無関係であることを装い警察に通報したという。

警察官10人余りが現場に出動し、試験会場を捜索したが爆発物は見つからず、翌日の試験も予定通り実施された。捜査の結果、通報者がA氏本人であることが判明し、A氏は「いたずらで書き込みと通報をした」と認めた。警察はIP追跡などでも本人確認を行い、「公共脅迫」の容疑で不拘束立件し、動機と経緯を調べている。