仁川国際空港で記者団の取材に応じる姜勲植・大統領秘書室長=13日、仁川(聯合ニュース)
仁川国際空港で記者団の取材に応じる姜勲植・大統領秘書室長=13日、仁川(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領が戦略経済協力特使に任命した姜勲植(カン・フンシク)大統領秘書室長は13日、アラブ首長国連邦(UAE)とサウジアラビアに向けて仁川国際空港を出発した。両国と防衛産業や人工知能(AI)など経済協力について議論する。

 姜氏は出発前、仁川空港で記者団に対し、「(両国)政府の高官や政府系ファンドの意思決定者らと会い、AIや防衛産業、先端製造業、Kフード(韓国食品)、Kカルチャーなどさまざまな分野で実質的な協力策を議論する」と明らかにした。両国とAIや防衛産業、製造業、文化、食品、医療などを包括する戦略的な経済協力モデルの構築を模索する方針だ。

 また、「これまでの協力成果を拡大・発展させるためには、変化した国際情勢に合わせて協力方式と分野も変化させなければならない」として、恒久的な協力体制を構築したい考えを示した。

 姜氏は先月も戦略経済協力特使としてポーランドとルーマニア、ノルウェーを訪問して李大統領の親書を手渡し、防衛産業分野での協力について協議した。


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