ADORはこの日午後に出した報道資料で、ヘリンとヘインの2人が家族とともに熟考を重ねた末、裁判所の判決を尊重し、専属契約を順守する決定を下したと説明した。
ADORの発表の約2時間半後、ミンジ、ハニ、ダニエルの3人が復帰の意向を示した。
3人は「慎重な話し合いを経てADORに戻ることを決めました」と伝えた。
3人のうち1人が南極にいるため表明が遅れたとしたうえで、ADOR側と連絡を取っていないため別途発表することになったと説明。「今後も心をこめて音楽とステージに臨みます」と表明した。
ADOR側は3人が復帰の意向を示したことの真偽を現在確認していると伝えた。
NewJeansのメンバー5人は、ADORの親会社である総合エンターテインメント企業、HYBE(ハイブ)と対立したことで解任されたADOR元代表のミン・ヒジン氏の復帰を要求したが受け入れられず、昨年11月に専属契約の解除を宣言して独自の活動を開始した。
これに対し、ADORはNewJeansとの専属契約が依然有効だとして翌月に専属契約確認訴訟を起こし、結論が出るまでメンバーの独自活動禁止を求める仮処分申請も行った。
ソウル中央地裁は仮処分を認め、本訴訟でも先月30日に事務所側の主張を認める判断を下した。メンバーは判決を不服として控訴する意向を示していたが、一転して事務所への復帰を表明した。
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