聯合ニュースの取材によると、延世大は今回の事態やAI倫理に対する同大学の構成員の意見を集めるフォーラム形式の場を設けるため準備に取り掛かった。
不正行為が確認された学生には処分が科されるが、授業と試験の非対面化、AI機能の高度化と活用範囲の拡大のような変化に合わせ教育と評価方式がどのように変わるべきかについて知恵を絞る。
ソウル・新村の延世大で3年生を対象にした生成AIに関する科目「自然言語処理(NLP)とチャットGPT」の担当教授は先ごろ「学生たちの不正行為が多数発見された」とし、「自首する学生は中間試験の点数を0点とし、言い逃れをする学生については学則通り有期停学処分を受けることになる」と告知した。
同科目は約600人が受講しているという。受講生が多いため授業は非対面式で行われる。先月15日に実施された中間試験も非対面で行われたが、試験中にチャットGPTなどのAIを使った学生が少なからずいたという。
担当教授は学生たちに試験中のモニター画面、学生の顔と手の映像を録画し提出させるなど不正行為防止措置を取ったが一部の学生の不正行為を防ぐことはできなかった。
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