チョン統一相はこの日ソウルで開かれた “2025青年フェスタ”の講演後、韓国の通信社“聯合ニュース”の取材陣に「非常にデリケートな問題だが、米韓軍事演習を実施しながら米朝会談へと進むことはできない」と語った。
今回の講演でチョン統一相は、長い間における “南北関係の再開”のための優先的課題として、キム・ジョンウン(金正恩)北朝鮮総書記とドナルド・トランプ米大統領との会談実現について言及し「キョンジュ(慶州)APEC首脳会議を機に(双方は)会うことができたのだが、北朝鮮側が計算を誤ったようだ」と残念がった。
つづけて「来年の4月、トランプ大統領が米中首脳会談のため北京を訪問する前後が決定的な時期だ」とし「われわれは今月から来年3月までの5カ月間、(米朝首脳会談実現のため)精力的に動かなければならない」と強調した。
講演後、チョン統一相は取材陣に「北朝鮮はトランプ大統領による制裁緩和の示唆にも、会談を避けた」とし「それよりも『米朝対話のためには、敵対視政策を変えよ』というシグナルを送り続けているようだ」と分析した。
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