GPUに1兆ウォン超を投資するネイバー、フィジカルAIを強化へ=韓国
GPUに1兆ウォン超を投資するネイバー、フィジカルAIを強化へ=韓国
IT大手ネイバーのキム・ヒチョルCFO(最高財務責任者)は7~9月期の決算発表で「正確な数値は公表できないが、2025年におけるGPU(画像処理装置)を含むインフラ投資額は1兆ウォン(約1060億9900万円)単位になると予測する。2026年以降に計画するロボットなどのフィジカルAI(人工知能)など新規事業の拡大を鑑みれば、GPUのみで1兆ウォン以上の投資が必要」と述べた。

キムCFOは続けて「GPU投資は未来への先行投資の意味合い以外にも、公共機関や民間企業に供給する、GPUをクラウドベースで提供する「(GPUaaS)GPUアズ・ア・サービスサービス型GPU」など収益と連動した投資も予想されるため、積極的な投資を続けていく」と述べた。

これに先立ち同社は10月31日、政府やサムスングループ、現代自動車グループ、ネイバークラウドなどに26万枚のGPUを供給すると発表していた。このため米半導体大手エヌビディアのGPUを6万枚確保するとした。

こうしたGPUインフラへの投資を基にネイバークラウドは、エヌビディアと覚書(MOU)を締結し、フィジカルAIプラットフォームの共同開発を推進すると明かした。半導体や造船、エネルギーなど韓国が注力する産業を中心に、AIインフラを構築する方針だ。

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