5日に放送されたMBCテレビの時事教養番組に出演したG-DRAGONは、2年前にある事件に巻き込まれたとして「個人的な意見や気分を話す場所がありませんでした。被害者であるにもかかわらず、取り返しがつかないほど事が大きくなり、虚脱感やむなしさを感じました」と語った。
G-DRAGONは2023年に麻薬類管理に関する法律違反の疑いで警察の捜査を受けたが嫌疑なしと判断され、昨年11月に新曲「POWER」を発売して7年ぶりに芸能界に復帰した。
当時を振り返ったG-DRAGONは「記者会見を開いて立場を表明したくもありませんでした」とし、「僕がカムバック(活動再開)するのは正しいだろうか?と思いました。いっそのこと引退して一般人として生きることもできましたが、そうする理由もありませんでした」と説明した。
また、「『POWER』はメディアに対するユーモラスな風刺です。つらい時期にできるのは音楽を通じて自分を表現することでした」と語った。
06年にBIGBANGでデビューし、来年20周年を迎えるG-DRAGONは「やるからにはうまくやりたいですが、選択と結果に対する大衆の評価が一致する瞬間がどれほど多いかについて常に悩んでいます」としながら、「今はある程度答えに近付いていると感じます」と強調。30周年を見据えたBIGBANGの活動にも意欲を示した。
現在、ワールドツアー「Ubermensch」を開催中のG-DRAGONは、今月8、9両日のベトナム・ハノイ公演に続いて来月12~14日にソウル・高尺スカイドームで公演し、ツアーのフィナーレを飾る。
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