追跡の末に捕まったベンツ運転手…「41億ウォン」常習詐欺犯だった=韓国
追跡の末に捕まったベンツ運転手…「41億ウォン」常習詐欺犯だった=韓国
ソウル警察庁機動巡察隊は先月21日、ハロウィーンを控えカンナム(江南)駅付近を巡察している途中、41億ウォン(約4億3000万円)相当の常習詐欺犯罪を行った手配者を検挙したと、6日明らかにした。

機動隊は江南駅一帯で予防巡察をしている途中、江南駅周辺を走行する不審な高級外車を発見し、この車が自動車損害賠償保障法(義務保険未加入)違反車であることを確認した。

警察は運転手に停車を命令したものの、運転手は急加速しキョデ(教大)駅方向に逃走した。

警察は逃走車を追跡し数回にわたり停車を命令したものの、運転手は違法Uターンと逆走しながら逃走した。

警察は3キロメートルにわたる追跡の末、ソチョ(瑞草)洞の住宅密集地域にある路地の突き当りで、パトカーで道をふさぎ検挙した。

警察は運転手のA容疑者が詐欺容疑だけで計20件の手配歴がある常習詐欺犯であることを確認した。A容疑者は2013年12月から2023年11月までの約10年間に24人を相手に投資名目などで41億ウォン相当の詐欺を行った後、約2年間逃亡生活を続けてきたことがわかった。

手配の事実を確認した警察官はA容疑者を手配官署の江南署に身柄を引き渡す一方、自動車損害賠償保障法違反の容疑でも立件した。

ソウル庁関係者は、「今後も強力犯罪の発生が懸念される地域を中心に予防巡察を強化し、市民の体感安全度を高めるため最善を尽くしていく」と話している。
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