LGエナジーソリューションがESS用電池の量産に本腰、カナダの合弁会社を通じ=韓国
LGエナジーソリューションがESS用電池の量産に本腰、カナダの合弁会社を通じ=韓国
バッテリー大手のLGエナジーソリューションと欧米自動車大手のステランティスの合弁会社ネクストスターエナジーは3日(現地時間)から、ESS(エネルギー貯蔵システム)用LFP(リン酸鉄リチウム)バッテリーの生産を開始した。

ネクストスターエナジーのデニス・リーCEOは「ESS用バッテリーのポートフォリオ追加は、変化する市場に対応できる当社の技術力を示すもの」と話した。

北米地域でEV(電気自動車)の購入に対する税金補助が廃止されEVの需要が縮小する中、LGエナジーソリューションは現地のESS需要に対応するため、工場の生産能力をESS供給に活用する方針を明かしていた。これに続きネクストスターエナジーも、ESS用バッテリーを量産する方針を検討した。

LGエナジーソリューションは6月から、米国ミシガン州にある工場でESS用LFPバッテリーの大規模量産を始めている。

これによりLGエナジーソリューションは2025年7~9月期、営業利益が6000億ウォン(約641億1630万円)台に達した。同社は2026年末まで、北米でのESS用バッテリーの生産能力を30ギガワットへと拡大すると明かしている。これにネクストスターエナジーの生産量も加えれば、さらに増加する見込みだ。


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