ただ、弁護団は「統一教会との共謀、いかなる形の請託、見返りもなかった」とし、「ネックレスを受け取ったことも否認する」と述べた。
8月29日に起訴された金氏は特別検察官チームの取り調べに対し、バッグなどを受け取っていないと主張してきた。
特別検察官チームは統一教会の元幹部がチョン氏に教団の事業に対する政府の支援を要請し、2022年4月に800万ウォン(約85万円)相当のシャネルのバッグを、同7月に約6200万ウォンのネックレスと1200万ウォン相当のシャネルのバッグを渡したとみている。
金氏の弁護団は「最初は断ったが、チョン氏の説得で断り切れなかった」とし、「過ちを痛感している。プレゼントは使用せず、すでに全部チョン氏に返還した」と主張した。また、「公職者の配偶者として慎重であるべきだったにもかかわらず、不適切な行動で国民に失望を与えてしまったことを深く反省している」と謝罪の意を示した。
金氏が立場を変えたのは、チョン氏が先月15日の初公判で供述を覆したためとみられる。チョン氏は公判で元幹部から受け取ったバッグなどを金氏の側近に渡したことを認めた。
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