NAVERの本社社屋(資料写真)=(聯合ニュース)
NAVERの本社社屋(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国インターネットサービス大手のNAVER(ネイバー)が5日に発表した7~9月期の連結決算(速報値)によると、本業のもうけを示す営業利益は前年同期比8.6%増の5706億ウォン(約608億円)で過去最高を記録した。売上高は同15.6%増の3兆1381億ウォン、当期純利益は同38.6%増の7347億ウォン。

 事業部門別の売上高は▼サーチプラットフォーム1兆602億ウォン▼コマース9855億ウォン▼フィンテック(金融とITの融合)4331億ウォン▼コンテンツ5093億ウォン▼エンタープライズ1500億ウォン。

 NAVERは、サービスと人工知能(AI)を融合させた「オンサービスAI」戦略が実質的効果を上げ、好業績につながったと評価した。

 同社は独自の生成AI「HyperCLOVA X(ハイパークローバエックス)」を検索やショッピングなどの主要サービスに順次導入し、領域を拡大している。

 崔秀姸(チェ・スヨン)最高経営責任者(CEO)は「オンサービスAIの方向性の下、サービスと事業全般のAI基盤高度化に集中した結果、ビジネスチャンスの拡大と収益創出につながる成長を確認することができた」として、「より広い分野にAI融合を拡大する」と説明した。


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