李大統領、きょう習近平国家主席と首脳会談へ…朝鮮半島の非核化など協議の見通し＝韓国

韓国の李在明（イ・ジェミョン）大統領は1日、就任後初めて中国の習近平国家主席と首脳会談を行う。

　大統領室はこの日、APEC（アジア太平洋経済協力体）首脳会議をきっかけに、李大統領と習主席が首脳会談を行う予定だと明らかにした。

　これに先立ち、カン・ユジョン大統領室報道官は先月31日、両国首脳の会談で民生問題および朝鮮半島の非核化などの議題が協議される予定だと発表した。

　カン報道官は「李在明大統領と習近平主席の会談では、お二人とも地方政治から出発されたという共通点があり、民生を最も重視するという目標のもと、両国が直面している民生問題の解決に関するテーマが採択されるだろう」と述べ、「民生問題の延長線上で、朝鮮半島の非核化および平和実現という『平和モード』についても議論することで議題調整がなされたと聞いている」と説明した。

　さらに、「明日（1日）、習近平主席は国賓として訪問するため、（首脳会談に際して行われる）一種の儀典は、米国（トランプ大統領）の訪問時と同様と考えてよい」と述べた。そのうえで「たとえば吹奏楽隊による護衛など、米国の場合とほぼ同様の儀礼が行われる見込み」と付け加えた。