APEC首脳会議の第1セッションに出席した李大統領(中央)と習近平国家主席=31日、慶州(聯合ニュース)
APEC首脳会議の第1セッションに出席した李大統領(中央)と習近平国家主席=31日、慶州(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領は1日、南東部・慶州でのアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の公式日程を終える。最後に、国賓として来韓した中国の習近平国家主席と会談し、重要な首脳会談が目白押しだった「APECウイーク」を終える。

 APEC首脳会議最終日のこの日は、議長として第2セッションを主宰するほか、来年の開催国に議長を引き継ぐセレモニーも行う。

 2日間の首脳会議の成果を取りまとめた「慶州宣言」については調整中だが、韓国政府は採択される可能性が高いとみている。

 李大統領は、11年ぶりに来韓した習主席との会談に臨む。

 両首脳は政治・経済のほか朝鮮半島の非核化や平和の実現などについても意見を交わすとされる。会談が韓中関係改善のきっかけになるか注目される。

 韓中首脳会談で、首脳会談や多国間会議が立て続けに行われたAPECウイークが幕を閉じる。李大統領は10月29日にトランプ米大統領と会談したほか、翌30日には日本の高市早苗首相と初の首脳会談を行った。


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