黄禹錫(ファン・ウソク)教授の論文ねつ造事件と関連し、ピッツバーグ・ポスト紙は6日付で、米科学誌のサイエンスにも責任があるとし、今後同様の不祥事が起きないよう科学誌の制度改善も必要との考えを示した。
 同紙は「サイエンスのように権威ある科学専門誌は、単純に論文を発行するだけでなく、論文の正確性を確認する重要なチェックポイントでなければならない」とし、その機能がきちんと作動していれば今回の事件は免れたと指摘した。同紙はまた、サイエンス誌をはじめとする科学雑誌は、発行後に論文のねつ造が発覚した場合にただ論文を撤回するだけでなく、その根本的な問題を見極める方法の改善が必要と強調している。

 同紙は黄教授の共同研究者として名を連ねているシャッテン教授が在籍するピッツバーグ大学の地元紙で、これまで論文ねつ造と関連したニュースを詳細に報道している。


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