米韓関税交渉が妥結、自動車・部品関税15%で現代自動車や起亜の株価が時間外取引で急騰
米韓関税交渉が妥結、自動車・部品関税15%で現代自動車や起亜の株価が時間外取引で急騰
韓国と米国が関税交渉を妥結し、米国の対韓国自動車・部品関税が15%に引き下げられることが確定したのを受け、現代自動車と起亜の株価が時間外取引(アフターマーケット)で急騰した。

 韓国のキム・ヨンボム(金容範)政策室長が29日の米韓首脳会談後の記者会見で発表した。

 同日の時間外取引では、現代自動車の株価が前日の韓国取引所の終値に比べ13.97%高の28万5500ウォンで取引を終えた。これは、正規市場の終値より10.66%の上昇となる。

 起亜株も同様に、時間外取引で前日の韓国取引所終値に比べ10.48%上昇した12万5500ウォンを記録。同日の正規市場終値と比較すると、時間外取引でさらに8.38%の上昇となった。

 この急騰は、米韓関税交渉妥結のニュースを受け、市場で買い入れ注文が殺到したためとみられる。

 現代自動車グループは関税交渉の妥結について声明を発表し、「難しい交渉過程を経て妥結に至るまで献身的に努力した政府に感謝したい」とし、「現代自動車と起亜は、今後も関税の影響を最小限に抑えるため多角的な方策を推進するとともに、品質やブランド競争力の強化、技術革新などで事業の基盤をさらに強化する」と明らかにした。
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