カカオ系企業とBMWが提携、車載用音声認識システムの現地化で=韓国
カカオ系企業とBMWが提携、車載用音声認識システムの現地化で=韓国
ドイツの自動車大手BMWグループは、車載用音声認識システムの韓国現地化と認識率の向上、AI(人工知能)を使ったインフォテインメントシステム(搭乗者に情報や娯楽を提供する機能)の利用体験を高度化するため、IT大手カカオの子会社でITサービスを提供するDKテックインと提携した。

DKテックインは、AI音声認識および自然言語処理に関する技術を基に、多様なITサービスソリューションを開発している。BMWグループによる厳格な品質要件を満たすことで今回、車載用音声AIシステムを供給することとなった。

提携によりBMWグループは、カカオが開発したAI「カナナ」を使ったDKテックインの音声AIシステムと、大規模言語モデル(LLM)、オンボード技術が適用された自動車制御システムを構築する。BMWおよびその傘下のMINIの顧客は、自然言語でインフォテインメントシステムの制御などができるようになる。

BMWグループR&Dセンターのアンドレアス・ストーム韓国統括は「当グループは現地に最適化されたサービスを通じて、顧客に最上の体験を提供するため努力を続けてきた。韓国における顧客満足度を高めるため、現地に合わせたサービスの開発を続けていく」と述べた。

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