労働部は死亡した労働者だけでなく全社員に対しさらなる被害がないかどうかも調査する計画だ。休暇・休日の付与、賃金滞納など、その他の労働関係法違反事項も集中点検する。残りの5つの支店に対する勤労監督も念頭に置いている。
労働部のキム・ヨンフン長官は、「高い年間売上を誇る人気ベーグルカフェで未来を夢見て働いていた20代の青年が命を落としたことに胸が痛い」とし、「今回の監督を通じ徹底した真相究明を行い、法律違反が確認された場合には無寛容の原則で厳正に対応する」と明らかにした。
ロンドンベーグルミュージアム仁川支店に勤務していたAさん(26)はことし7月16日午前、会社の寮で遺体となって発見された。
遺族側によると、Aさんは新規支店の開店準備と運営業務を並行して行い、極度の業務負担を負っていたと伝えられた。死亡する1週間前には週に約80時間12分間働き、その前の3か月間も毎週平均60時間21分間働いていたと推定されるというのが遺族側の主張だ。
ロンドンベーグルミュージアム側は「週80時間勤務」など遺族の一部の主張は事実と異なるとの立場だったものの、社員への口止めなどが明らかになると、その後、謝罪した。
カン・グァンギュ代表は28日、会社側のSNSに本人名義で文章を掲載し、「当社の未熟な対応により遺族が受けた傷と失望を深く反省しており、心から謝罪する」と明らかにした。そして、「新規支店のオープン業務はその特性上、準備の過程で業務の強度が一時的に集中するのは事実」とし、「ただ、過労死かどうかは会社が判断する事案ではないため答えることができないことを理解してほしい。事実が明確に明らかにされるよう協力していく」と伝えた。
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