ベラルーシ外務省は、きょう(28日)から2日間、ベラルーシの首都ミンスクで開かれるユーラシア安全保障会議に崔外相が出席すると発表した。
これに先立ち、朝鮮中央通信は崔外相が26日に専用機で平壌を出発し、ロシアに向かったと報じた。崔外相は28日にロシアからベラルーシへ向かい、2日間ミンスクで開かれるユーラシア安全保障会議に出席する予定だ。
ロシアのリアノーボスチ通信は「今回の会議には、シーヤルト・ペーテル・ハンガリー外相、セルゲイ・ラブロフ・ロシア外相、崔善姫・北朝鮮外相らの要人をはじめ、国際機関7団体と40か国以上が参加し、『地域およびグローバルの安定』をテーマに議論する」と説明した。
崔外相の今回の海外訪問は、ドナルド・トランプ米大統領の訪韓と重なり注目を集めている。トランプ大統領は慶州で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議を機に29〜30日に韓国を訪問し、その際に金委員長との会談を提案している。北朝鮮の外交首長である崔外相がロシア行きを選び席を外したことについて、金委員長がトランプ大統領の提案を事実上拒否したという見方も出ている。実際、崔外相は2018年のシンガポールでの第1回米朝首脳会談、2019年のハノイでの第2回米朝首脳会談に欠かさず出席した、北朝鮮屈指の対米交渉専門家である。2019年6月、板門店で「電撃的」に実現した米朝首脳会談の過程でも中心的な役割を果たした。
これに先立ち、トランプ大統領は24日(現地時間)、アジア歴訪の日程に先立ち大統領専用機(エアフォースワン)で記者団に対し、「金委員長との会談に100%前向きだ」と語った。
さらに27日にも、マレーシアから日本へ向かうエアフォースワン(大統領専用機)で記者団に対し、「金委員長と対話できれば本当に素晴らしい」と述べ、歴訪期間を延長する可能性も示唆した。
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