韓国銀行によると、経済統計局は28日に「2025年第3四半期の実質国内総生産(速報)」を発表する。先立って発表された第2四半期のGDP成長率暫定値は、速報値を0.1%上回る0.7%だった。
今年の第3四半期の場合、新政権による消費クーポン政策と半導体輸出の好調などが重なり、GDPの成長率が前の四半期の成長率を上回るものと予想されている。ただし、建設投資の不振が依然として予想されているため、建設投資の回復も注視するに値する必要がある。
またこの日、10月の消費者動向調査の結果も発表される。韓国国内の住宅価格の見通しと消費者心理指数が前の月に比べてどのように変化したのかについて見守る必要がある。特に住宅価格の見通しの場合、最近首都圏のマンション価格の上昇傾向が続いているため、市場参加者の関心が集まるものと予想されている。
来週の27日には、第3四半期中の外国為替銀行の外国為替取引動向が発表される。9月から為替レートが1ドル1400ウォン台を越えたため、高為替レートにともなう取引動向の変動にも注目が集まっている。
さらに、29日には10月の企業景気調査の結果が発表される。企業心理が引き続き100台を下回り、やや否定的な流れが続いているが、最近輸出の好調が続いている点は肯定的な要素として作用する見通しだ。依然として不透明な対米投資交渉は否定的な背景として挙げられる。
韓国銀行のイ・チャンヨン総裁は30日に国会の総合監査に出席する。
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