韓国野党議員「文元大統領の不動産政策を批判していたのに」…「李大統領は悪口のうまい文在寅氏だ」

韓国の最大野党“国民の力”のキム・ジェソプ議員は22日「イ・ジェミョン（李在明）大統領は大統領選候補者当時、ムン・ジェイン（文在寅）元大統領の不動産政策を批判していたが、今打ち出している政策はほとんど違いがない」とし「私が考えるイ・ジェミョンは、ただの悪口のうまいムン・ジェインだ」と皮肉った。

国民の力ソウル支部“住居はしご特別委員会”の委員長を務めているキム議員はこの日の午後、国会本庁前で開かれた “イ・ジェミョン政権10・15住居災難糾弾大会”で「イ政権は過去に失敗した政策を反面教師として、今のような政策を撤回しなければならない」と訴えた。

キム議員は「『天が裂けても不動産だけは守る』と言った人がいる。その人はノ・ムヒョン（盧武鉉）元大統領だ」とし「ノ政権当時は天井知らずで住宅価格が上がり、庶民が苦しんだ」と語った。

つづけて「『不動産には絶対自信がある』と言った人がいる。その人はムン元大統領だ」とし「しかし、かつてないほど不動産価格が上昇し庶民の生活を苦しめた」と指摘した。

さらに「今回もそのような人がいる。イ大統領だ」とし「あんなに失敗し修正したにもかかわらず、またもや不動産崩壊へと進んでいったムン元大統領の失策を踏襲している」と非難した。