SKバイオファームと中南米製薬大手が合弁設立、AI使用のてんかん予測で=韓国報道
SKバイオファームと中南米製薬大手が合弁設立、AI使用のてんかん予測で=韓国報道
新薬開発を手掛けるSKバイオファームは、ブラジルの大手製薬会社ユーロファーマとAI(人工知能)を使ったてんかんの管理プラットフォームを商用化するため、合弁会社のメンティスケア(Mentis Care)を設立した。

これに先立ちSKバイオファームとユーロファーマは、2022年からてんかん用新薬「セノバメート」を中南米で販売するため協力を続けてきた。合弁会社の設立により、協力関係をデジタルヘルスケアに拡大した。

SKバイオファームは2018年から、自社開発してきた脳波分析AI技術とウェアラブル機器の技術力を基にした、患者の発作予測とリアルタイムでのモニタリング技術を保有する。メンティスケアはSKバイオファームの技術を使ったリアルタイムでの発作予測技術を中心に、患者ごとのアラームシステムとデータを活用した臨床の意思決定支援プラットフォームを開発する予定だ。同プラットフォームを通じて患者の治療をデータで支援し、個人別の管理が可能な環境を造成する計画だ。

メンティスケアは北米市場に進出するため、カナダのトロントに拠点を構えた。同地には北米最大規模のヘルスケア・生命科学分野の研究機関やスタートアップ、投資家ネットワークがある。

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