韓国外交部によると、50代の遺体が1体、60代の遺体が3体でいずれも男性という。全員が病死であったことが確認されており、現時点では犯罪に関係した情報は確認されていない。
カンボジア南部のシアヌークビルのホテルで前日見つかった50代の韓国人男性の遺体は含まれていない。
同寺院で火葬業務を担当するスタッフは聯合ニュースの取材に対し、「(20日に)火葬した韓国人大学生を除き、韓国人の遺体3体が冷凍安置室に保管されている」とし「内部報告書にも記録されている」と説明した。
この報告書には、韓国人の死因はすべて「心臓麻痺(まひ)」と記録されていることが分かった。
ただ現地の韓国系住民らによると、カンボジアでは医師に金を払って死因を「心臓麻痺」に変えるケースがよくあるという。
外交部は「在カンボジア大使館は死亡者4人と関連して国内の縁故者への連絡や葬儀の支援など必要な領事サポートを提供中」と説明した。
同寺院はカンボジアの首都圏一帯では数少ない火葬施設を備えた寺院で、現地で死亡した外国人の多くがここで葬儀を行う。
8月8日に山中に止められた車の中で遺体が発見された韓国人大学生も同寺院に2カ月以上安置されていたが、20日に火葬された。この大学生は7月17日に家族に「博覧会に行く」と伝えてカンボジアに渡航した。現地の犯罪組織に監禁されて拷問を受けたとされる。
寺院のスタッフによると、火葬されるのは1日2~4体で、「この2週間に殺害された中国人2人とフィリピン人1人を火葬した」と話した。外国人の遺体は遺族や大使館から連絡がなければ火葬できないという。
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