与党“自民党”の高市早苗総裁が21日、衆議院1次投票で過半数を獲得し、事実上「日本初の女性首相」に選出された。

この日開かれた臨時国会で実施された首相指名選挙で、高市総裁は過半数を獲得した。

首相指名選挙は衆議院と参議院でそれぞれ実施され、結果が異なる場合には衆議院の結果が優先される。今回は1次投票ですでに過半数を獲得していることから、事実上当選が確実となった。

高市総裁が首相に正式に任命されれば、日本が1885年に内閣制を導入し初代首相の伊藤博文氏以降、初の女性首相となる。

高市総裁は新内閣に「多くの女性」を起用するものとみられる。高市総裁はマーガレット・サッチャー元英首相をロールモデルとしており、「北欧レベル」の女性閣僚で構成された内閣を約束してきた。

日本は現在(2021年基準)女性管理職の割合が13.2%、衆議院議員のうち女性の割合は約15%にとどまっている。

また、高市総裁は経済政策において安倍晋三元首相の基調を継承し、攻撃的な金融緩和と拡張的財政政策を支持している。

一方、高市総裁は首相になるや来週には日米首脳会談や韓国キョンジュ(慶州)APEC首脳会議への出席など、外交日程をこなすことになる。

特に高市総裁はAPEC首脳会議出席のため今月30日に訪韓するものとみられる中、日韓外交当局は現在首相のAPEC出席に関する日程や形式を調整しており、31日の会議開幕が迫っていることから「2泊3日の訪韓」という輪郭だけが決まっているという。

高市総裁の首相就任後、具体的な日程が確定する見通しで、APEC首脳会議期間中に「日韓首脳会談」が開催される可能性もある。

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