今季は北京五輪で韓国代表の金メダル獲得に大きく貢献し、巨人のリーグ逆転優勝にも一役買ったが、日本シリーズでは18打数2安打と不振、主砲としての面目を失った。韓国滞在中に例年より早くトレーニングを開始し、来季に備える考えだ。来春開幕するワールド・ベースボール・クラシック(WBC)には辞退する意向を明らかにしており、近く韓国代表のキム・インシク監督にも正式に話す計画だ。
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以下はイ・スンヨプとの一問一答。
――日本シリーズを終えた今の気分は。
「よくない。チームが負けたし、その原因のひとつは自分だと分かっている。期待してくれたファンに申し訳ない。準備不足だったし、相手チームにいいようにやられた」
――WBC辞退の考えに変わりはないか。
「出場はしない。4年契約のうち2年が過ぎた。その間、手術を受け国際大会に出場し、来季に向けた準備が不足した。国を思うと出るべきだろうが、残りの2年は巨人のために活躍したい。今の実力で出場すれば恥をかくだろう。よい1塁手の後輩は多く、わたしがいなくても空白はないと思っている。キム・インシク監督にその意向を伝える」
――1年間を振り返ると。
「野球人生で最悪の1年だった。本当に振り返りたくない1年だ。金メダルは永遠に忘れられないが、短い時間だった。しかし、2軍にいた時間は長く成績もよくなかった。考えたくもない1年だ。期待し支援してくれた方々には申し訳ない」
――韓国での計画は。
「とりあえず休むつもりだが、以前より早く練習を開始したい。体の状態は悪くないだけに、ことし何が問題だったのかを見つけ出し、来年に備えたい」
――ことしの不振の原因は。
「話したところで言い訳にすぎず、ストレスが溜まるだけだ。すべて自分のせいだ。コンディションを100%に上げられなかったし、維持できなかった」
――今後の課題は
「左手筋力の補強だ。サポーターを着用し打撃に臨んでいるが、感覚が異なる。痛みをとることが優先だ」
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