第8世代ラインはシャープが工事に着手し、来年から量産を開始するという。サムスン電子も第8世代ラインへの早期移行を目指し、今年7月から現在稼動中の第7世代ラインで第8世代クラスの52インチ製品を生産する。下半期には第8世代ライン建設への投資を開始し、来年からは本格的な量産体制に入る計画だ。
李社長は「50インチ以上の製品はコストの面でプラズマディスプレー(PDP)との競争に不利との見方もあるが、徐々に大型製品の需要が伸び競争力をつけてきている」と述べた。米国より比較的小型の製品が主流の欧州市場でも40インチ台の需要が伸びるなど、市場の主力製品が急速に大型化していると説明した。
また、第7世代ラインを合弁で設立したソニーとはこれからも良い関係を維持しながら、第8世代ラインでも協力する方向で検討しているという。
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