韓国とEUは5月にベルギーで開催されたFTA第7回交渉以降、大規模な交渉をしばらく中断し、通商担当相や首席代表間、分科別の協議で争点の調整を行ってきた。しかし、韓国側が要求している自動車関税の早期撤廃、EU側が求める自動車の技術標準に対する韓国側の譲歩のほか、FTA特恵関税の適用対象基準となる主力貿易品目の原産地判定基準、金融、法律、環境など高級サービス分野の市場開放範囲などが中核争点として浮上し、明確な進展がみられなかった。政府は今回の協議で中核争点に対する意見の隔たりを埋め、年内交渉妥結を模索する考えだ。
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