国政監査で答弁するチン・ヨンスン合同参謀本部議長(国会写真記者団)=(聯合ニュース)
国政監査で答弁するチン・ヨンスン合同参謀本部議長(国会写真記者団)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国軍制服組トップのチン・ヨンスン合同参謀本部議長は14日、北朝鮮が10日夜の閲兵式(軍事パレード)で公開した新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星20」がロシアの技術支援を受けたものである可能性について、「十分にある」との見解を示した。この日開かれた国会国防委員会の合同参謀本部に対する国政監査で述べた。

 ロシア製短距離弾道ミサイル「イスカンデル」の北朝鮮版とされる「火星11(KN23)」に極超音速滑空体とみられる弾頭を搭載した新型については、「少し迎撃率が下がるかもしれないが迎撃は可能」と答弁した。

 閲兵式に対する評価については、「雨が降る中でも行事を進行したのが印象深く、また多くの人員と装備を動員して北の作戦事項を現実化しようとしているのを感じた」と話した。

 民間衛星を軍の偵察に活用する計画があるかという質問に対しては「軍偵察専用衛星だけでなく民間衛星も共に活用し情報を短い時間内に、繰り返し見ることができるのは重要だと考え、実際にそのように事業を推進している」と説明した。


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